短期海外研修

アメリカ ヒューストン・メソジスト病院

私は、本学の先輩である兒子真之先生のご指導のもと、世界有数の移植センターである「Houston Methodist Hospital」の移植感染症科にて4週間の研修を行いました。

主に回診のシャドーイングを通じて、テキサス州という土地柄ならではの日本では稀な感染症の症例を学ぶ、貴重な機会に恵まれました。米国の感染症医の働き方を間近で見るだけでなく、複雑な社会的背景を抱える患者さんに対する医療の在り方についても見学することができました。

また、日本とは異なる医療保険制度や、AI支援機能が実装された電子カルテ、さらにはNPやPAといった多職種が主体的に診療に関わる体制を体感しました。これらの経験は、単なる日米の違いを知るにとどまらず、今後米国の文献を読む際、その背景にある医療体制まで具体的にイメージできる大きな助けになるとと感じています。

他にも、教育面では、Baylor College of Medicineの学生のポスター発表に参加した際、学生たちが堂々と発表し議論を交わす姿に強い刺激を受けました。また、レジデントが週4回の「Morning Report」で症例報告を積み重ね行うなど、日常的に発表の機会が確保されていることが高いプレゼンテーション能力に繋がっているのだと実感いたしました。私自身も英語でのCase presentationに挑戦しましたが、この経験を糧に、今後も積極的に研究や発表の機会へ挑戦していきたいと考えています。

滞在中には本学の先輩方や米国で活躍されている医師の方々と直接お話しする機会を多くいただき、米国での生活や働き方の実際を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。この研修で得た知見と刺激を、今後の成長に繋げてまいります。